バレンシアガがニコラ・ゲスキエールを訴える
バレンシアガがニコラ・ゲスキエールを訴える
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フランスのファッションハウス、バレンシアガを所有する高級品複合企業のケリングは、元クリエイティブディレクターのニコラ・ゲスキエールを機密漏洩の違反で訴えると報じられています。
フランスのビジネス雑誌「シャレンジ」によれば、ゲスキエールはファッションハウスを離れてから6か月後の今年4月に「システム」誌に対して行ったインタビューがきっかけで、バレンシアガからの「機密の義務違反」で訴えられることになりました。
インタビューでゲスキエールは、ブランドの経営を批判し、「自分が孤独すぎる」と感じ、「吸い尽くされるような」状況であり、「それ以上の充実感を感じられなくなった」と述べています。また、フランスのファッションハウスは「方向性に欠けている」と非難しました。
バレンシアガは、ニューヨークファッションウィークのデザイナーであるアレクサンダー・ワンにゲスキエールを置き換え、ワンがラベルのために初のコレクションを披露しました。ゲスキエールはまだ次の動きを公表していませんが、マーク・ジェイコブスが辞任する場合、デザイナーがルイ・ヴィトンの舵を取る可能性があるとの噂があります。