LVMH、イタリアの宝石店Repossiに少数派出資

世界最大の高級品会社LVMHが、イタリアの宝石店Repossiに少数派出資してその流通ネットワークを拡大することを、両社は月曜日に発表しました。

「現在の市場や競争の現実を考慮し、私は企業の資本を開放することを決断しました。LVMHは少数派出資を行った」と、Repossiのクリエイティブディレクターであるガイア・レポッシはフランス紙Le Figaroのインタビューで述べました。

彼女はさらに、「重要な」参加が同社に2つの店舗を持つモナコとパリでの展開を可能にする、と付け加えました。

Repossiのコレクションは世界中の90ヵ所で販売されています。その売上額は、新聞によると、数人のアナリストによって約1500万ユーロ（1580万ドル）と推定されています。

ルイ・ヴィトンの副社長であるデルフィーヌ・アルノーは、インタビューで「ガイアの仕事は、ブランドに将来を約束するものです」と述べています。同社創業者の曾孫であるガイア・レポッシは、21歳の時に父親であるアルベルト・レポッシから社長の座を引き継ぎました。

LVMHグループは、ブルガリ、ショーメ、デベアーズ、フレッドなどの高級宝飾部門を含む6つの高級部門に関与しています。(AFP)