カナダグース、ニューヨークとトロントで店舗をオープン

高級アウターウェアブランド、カナダグースが実店舗の拡大を計画しています。昨年、オンラインでの販売を伸ばした後、ニューヨーク市とトロントに2つの新しい店舗をオープンする予定です。

ニューヨーク市の店舗はSoHoの101 Wooster Streetにオープンする予定です。SoHo地区にはシャネル、プラダ、ルイ・ヴィトン、フェンディ、バーバリー、マーク・ジェイコブスなどの有名ブランドがあります。

カナダ国境を越えて、カナダグースはカナダ第4位のモールであるThe Yorkdale Shopping Centerにも店舗をオープンします。このモールにはCoach、モンクレール、テッドベイカー、ホルト・レンフルーなど250以上の店舗があります。

CEOのダニ・ライスは、WWDの取材で「店舗を持つことはブランドにとって重要であり、カナダグースにとっては私たちの進化の次のステップです。」と語りました。

カナダグースが昨年行ったオンライン販売のプッシュは非常に成功したとされています。店舗はブランドの存在感と基盤をアメリカで構築するのに役立ちます。カナダグースは販売数を公表していませんが、過去5年間で売上は450％増加しています。

同社は、ショッパーが世界中で最も多様な色やサイズの季節ごとのコレクションを取り揃え、「求める冒険や直面する環境に最適な製品を見つけることができるようにする」と述べています。店舗では特別なコラボレーションも披露されます。

店舗の予定スペースは4000平方フィートです。カナダグースは従来の販売員アプローチではなく、従業員を体験的な学習を通じてブランドのアンバサダーに育てることを目指しています。

写真：canada-goose.com