ニーマン・マーカス、新CEOを任命

ニーマン・マーカスは、ジェフリー・ヴァン・レームドンク氏を新しい最高経営責任者（CEO）に任命しました。彼は、2010年以来最高経営責任者を務めてきたカレン・カッツ氏の後任となります。ヴァン・レームドンク氏は、以前はラルフ・ローレンでヨーロッパ、中東、アフリカおよびグローバルリテールトラベルのグループプレジデントを務めていました。それ以前には、セント・ジョン・ニッツ・インターナショナルの最高経営責任者を務め、また、ルイ・ヴィトンやLブランドで幹部職を務めたこともあります。

カッツ氏は引き続きニーマン・マーカスの取締役会のメンバーとしての役職を維持します。CEOであるだけでなく、彼女は32年間にわたり同社で昇進を果たしてきました。

ジェフリー・ヴァン・レームドンク氏、ニーマン・マーカスのCEOに任命

このデパートメントストアチェーンは収益の減少に苦しんでおり、長い間新たなリーダーシップを探していました。同社の最大の財務上の障害は、2013年のレバレッジドバイアウトによる50億ドルの債務であり、これはアレスとカナダの公的年金基金CPPIBが他の民間エクイティ企業から取得したものです。

債務削減を目指し、同社は資本構造の再編や自社売却も検討しました。ニーマン・マーカスが、ロード&テイラーやサックスフィフスアベニューの親会社であるハドソンズベイ社に買収される可能性が高いと長らく噂されていましたが、高い債務が原因で実現せずに終わりました。

写真: ニーマン・マーカスのFacebookページより