ウールマーク賞、ヨーロッパのファイナリストを発表

2018/19年度国際ウールマーク賞の12人のファイナリストの一部に、イギリスのデザイナー、ダニエル・W・フレッチャー、ニコラス・デイリー、エドワード・クラッチリー、およびCmmn Swdn（スウェーデン）が選ばれました。この賞はメリノウールの多様性を示すことを目指しています。

ヨーロッパのファイナリストはロンドンのサマセットハウスで開かれたランチで発表されました。審査員にはデザイナーのローラン・ムレ、ファッションディレクターのティファニー・フース（Mytheresa.com）、スタイリストのキャサリン・ババなどが含まれており、ダニエル・W・フレッチャー、ニコラス・デイリー、エドワード・クラッチリー、およびCmmn Swdnがグランプライズファイナルのために競うことに選ばれました。グランプライズファイナルは来年ロンドンで開催されます。

国際ウールマーク賞は7年目に入り、メリノウールを使用した新進の才能を表彰しています。各ファイナリストは、ビジネスとカプセルコレクションの開発のために7万オーストラリアドルを受け取る他、来年2月にロンドンで行われるファイナルで審査される6つのルックを含むカプセルコレクションの制作に取り組みます。キャッシュプライズに加えて、ファイナリストはグローバルな専門家のメンタリングサポート、展示の機会、ウールマークのライセンスも受け取ります。

彼らは、先月香港で発表されたファイナリストとともに参加します。中国のZhi Chen（I-Am-Chen）、韓国のMooyeol Lee（Youser）、日本のYohei Ohno、中国のAngel Chenなどが選ばれ、残りの4人は今週後半にニューヨークで発表されます。これらのファイナリストは、世界46か国からの300人以上の応募者の中から選ばれています。

ウールマークカンパニーのマネージングディレクター、スチュアート・マカロウは、報告書で次のように述べました。「国際ウールマーク賞は、その規模と質から見れば、最も重要なファッション賞の一つとなっています。ノミネート者とファイナリストが最高水準の業界サポートと指導を受けられるように、このプログラムを再構築しました。

今年のデザイナーたちによって示された抜群の品質は、この賞の強さを証明すると同時に、オーストラリア産ウールが国際舞台での重要性を証明しています。ウールの固有の利点と環境への配慮が、デザイナーに無数の可能性を提供し、来年のグローバルファイナルでどんな革新的なデザインが紹介されるかを楽しみにしています。