ファーフェッチ、デザイナーバッグの再販プラットフォームを開始

オンラインの高級セレクトショップであるファーフェッチは、顧客がブランド品のバッグを販売してストアクレジットと交換できる新しいテストプラットフォームを立ち上げました。

同社のウェブサイトで公開された新しい『セカンドライフ』プラットフォームは、持続可能性への取り組みの一環として導入され、消費者がファストファッションが環境に与える悪影響にますます関心を持っている中での提供です。

では、どのように機能するのでしょうか？ 顧客は売りたいバッグの写真をアップロードし、それから同社は2営業日以内にクレジットの金額を知らせます。顧客はその後、バッグの無料受け取りを手配し、バッグが受け取られて確認されると、2営業日以内にクレジットが受け取られます。

ファーフェッチは、このプロジェクトで香港のヴィンテージスペシャリスト、Upteamと協力しました。現時点で交換可能なブランドは、アレキサンダー・マックイーン、バレンシアガ、ボッテガ・ヴェネタ、バーバリー、ブルガリ、カルティエ、セリーヌ、シャネル、クロエ、ディオール、ドルチェ＆ガッバーナ、フェンディ、ジバンシィ、グッチ、エルメス、ロエベ、ルイ・ヴィトン、メゾン・ゴヤール、MCMミュウミュウ、マルベリー、プラダ、サルバトーレ・フェラガモ、ステラ・マッカートニー、ヴァレンティノ、ヴェルサーチ、イヴ・サンローランです。

ファーフェッチが再販業界に参入する理由は明白です。ThredUpの最新の年次再販レポートによると、2028年までに中古品市場はファストファッション市場の1.5倍になると予測されています。その時点で、中古品は人々のクローゼットの平均13％を占めると予測されています。

先月、H＆Mは、そのブランドのスウェーデンサイトで中古とビンテージの衣料品を販売する試験を行うと発表しました。4月には、米国の小売業者Neiman Marcusもオンラインの中古品店Fashionphileの株式を取得し、Fashionphileのデジタル在庫15,000点を自社のショッパーに提供することを発表しました。

写真クレジット：ファーフェッチ、Facebook