The RealRealがIPOに申請

ザ・リアルリアル、IPOに申請

レポート

高級中古品プラットフォームのザ・リアルリアルが、初めての公開株式(IPO)に申請し、1億ドルの調達を目指しています。

証券取引委員会への申請書によれば、サンフランシスコに拠点を置く同社は、ティッカーシンボル「Real」でナスダックに上場する予定です。同社は、高級品の再販に特化しており、現在はニューヨークとロサンゼルスの両方のオンラインと実店舗で展開しています。この持続可能な高級品サイトは、グッチ、エルメス、プラダ、ルイ・ヴィトンなどのブランドの衣類、ジュエリー、時計の再販に特化しています。

2011年に設立されたザ・リアルリアルは、現在は高級品の中古市場で最も成功したマーケットプレイスの1つとされています。昨年、同社は1億1500万ドルを調達し、その取引により時価総額は7億4500万ドルと評価されました(PitchBookによる)。同社の投資家には、グレートヒルパートナーズ、カナンパートナーズ、PWPグロースが含まれており、それぞれ14.7%、13%、11%の持ち分を保有しています。

2018年12月31日までの年間売上高は2億7380万ドルで、前年比55%の増加率を記録しました。一方、純損失は7577万ドルで、2017年の5231万ドルの純損失から44%増加しています。

クレディ・スイス、バンク・オブ・アメリカ・メリル・リンチ、UBSインベストメント銀行、KeyBancキャピタルマーケッツ、スティフェル、Cowen、Raymond JamesがIPOのアンダーライターとして名指されています。

写真:ブランド提供のザ・リアルリアルLA店

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