LVMHがTiffanyへの入札をさらに増額

フランスの高級グループLVMHは、米国の宝石メーカーTiffanyを買収するための入札額を、10億ドル以上増額したと、関係者2名が水曜日にAFPに語った。

LVMHは、ルイ・ヴィトン、ディオール、モエ・エ・シャンドンのオーナーである。入札額は1株当たり120ドルから130ドルへ引き上げられたという。

この動きにより、Tiffanyの総価値は145億ドルから160億ドルに引き上げられる。

LVMHもTiffanyも、コメントの要請に直ちに応じなかった。バーナード・アルノー率いるLVMHは、米国市場での存在感を高める手段として、Tiffanyを買収しようとしている。

この取引は、Tiffanyにとっても将来への道となる可能性がある。Tiffanyは、最近の売上成長において、一部の競合他社との競争に敗れていた。

一部のアナリストは、価格の上昇が取引を成立させると予想している。（AFP）