サンローランの人気動画視聴回数4300万回ということで、ファッション動画は視聴者に注目されています。

デジタルファッションウィークの形式には批判的な意見もありますが、リーチを確保し興味深いストーリーを伝える成功例もあります。

ケリング傘下のサンローランによると、先週発表された６分間の動画「メンズSS21コレクション」は、現時点で全世界で4,240万回の視聴回数と800万以上のエンゲージメントを獲得しています。

この動画は、アンソニー・ヴァカレロによってデザインされた今シーズンのコレクションを特集し、ナタリー・カングイエムが監督を務めました。YouTubeで1700万回、InstagramとFacebookで560万回、TikTokで560万回視聴されました。それに伴い、ニューヨークとロサンゼルスでの広告掲示板、パリと東京でのポスター、Sebastianとの共同作業による音楽プレイリスト、拡張現実フィルターによって映像の可視性も高まるでしょう。

同様のデータは存在しないため、WWDによると、7月6日から13日まで開催されたパリコレクション週とパリメンズファッションウィークの初めてのオンライン版は、フェデラシオン・ド・ラ・オートクチュールエ・ド・ラ・モードのパートナープラットフォームを通じて合計1,940万回の視聴者を集めました。

ディオールは、7月に発表されたオートクチュール映画、メンズショー、クルーズコレクション、上海でのランウェイを含むコレクションが1億回以上視聴されたと述べています。特に、クリエイティブディレクターキム・ジョーンズによるメンズコレクションは、パリメンズファッションウィークで2,300万回視聴されました。

サンローランと同様に、ルイ・ヴィトンも公式のパリメンズカレンダー外でショーを披露しました。8月6日の上海でのショーと9月2日の東京でのショーです。同ブランドによると、上海イベントは主に中国のプラットフォームで1億回以上視聴されました。

画像はサンローラン提供