バレンシアガがパリメンズファッションウィークを凄まじい勢いで席巻する
バレンシアガがパリメンズファッションウィークで話題に
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99歳の高級ファッションハウス、クリストーバル・バレンシアガによるメンズウェアファッションショーが、デムナ・グヴァサリアのクリエイティブディレクションでパリメンズファッションウィークで開催され、ファッション史に名を刻んだ。
このコレクションは、パリのリセ・サン・ルイ・ド・ゴンザーグ校の屋上アトリウムで披露され、美しいガラスのチャペルからはパリの7区が眺められる素晴らしい景色が広がっていた。会場は少人数のため、座席は3列しかなく、立ち見はなかった。
バレンシアガのSS17コレクションで革新的なボリュームを
ジョージア出身でアントワープで学んだヴェトモンデザイナー、デムナ・グヴァサリアが3月にバレンシアガのデビューコレクションを大成功させた。グヴァサリアはクラシックなチェック柄のドレスや80年代風の肩パッドを大胆に取り入れたスーツ、オーバーサイズのヒップフォームなどを披露した。
メンズコレクションでは、女性のコレクションと同様に、同じチェック柄の生地や極端な肩パッドが使われている。ただし、女性のシルエットを定義し誇張するためにボリュームを使用したのに対し、メンズコレクションではボリュームは直截的に使用され、スーツのジャケットはボックシーで直線的なデザインとなっている。
ジョージアのデザイナーは体にピッタリとフィットするスーツも披露したが、これは洗濯機で予め収縮させたかのような印象を与えるものだった。ピッタリとフィットするクロップドトラウザーズには、ウェッジヒールのカラーアンクルブーツが合わせられ、ショートパンツにはニーハイブーツが装備されている。コレクションの目を引くアクセサリーには、ベルトチェーンやバリエーション豊かなカラフルなレザーバッグがあり、これは過去のバレンシアガのナイロン製ショッピングバッグを彷彿とさせるものだ。また、キャップやボンバージャケットにも微妙なアクセントが加えられている。
ランウェイを歩く最後のモデルはアンドロジノスなルックスで、バロック調のコスチュームや、3ピーススーツの一部であるベストなどを身に着けていた。
写真1と4:Balenciaga.comのランウェイビデオのスクリーンショット
写真2と3:Catwalkpictures.com