パリファッションウィークの2日目と3日目
パリファッションウィーク2日目と3日目
読み込み中...
ルイ・ヴィトンでは、ミリタリーユニフォームが解体されたルックが特徴でした。高品質のレディ・トゥ・ウェアコレクションとしての豪華さが際立ち、スエードのトレンチコートやボンバージャケットなどのアウターウェア、アビエーター風のリラックスしたテーラリングがありました。シャツやジャージにはジグザグのディテールがあり、コレクション全体には70年代の魅力が感じられました。マスキュリンとフェミニンをバランスよく組み合わせたロマンティックな雰囲気も特徴です。
ドリス・ヴァン・ノッテンはバレエダンサーにインスピレーションを受け、ルームウエアとソフトなテーラリングを組み合わせたコレクションを披露しました。ローカットのタンクトップやシルクのオープンシャツ、ロングフルードコートなどとの組み合わせがありました。このコレクションにはマスキュリンな要素とフェミニンな要素が相反し合っています。
ジュンヤ・ワタナベ マンはデニム、正確にはインディゴに注力しました。さまざまなインディゴのシェードの日本のワークウェアとデニム風のファブリックが使用され、3SBブレザーやトラッカージャケット、マックジャケット、カーディガン、ベスト、カラーレスシャツなどにパッチワークのディテールが施されていました。シルエットはリラックスしたゆとりのあるもので、アノラック、パッチワークのブレザー、アンクル丈のクロップドパンツなどが重要なアイテムです。
クリス・ヴァン・アッシュはSS15向けに方向性を変え、若々しいルックを重視しました。プリントデニムは大きなテーマであり、シャツにはギンガムチェックやストライプ柄のコットンが組み合わされ、各シャツの中央にある小さなスリットにタイが入れられて着用されました。ブルゾン、ハリントンジャケット、パーカ、プリントスプラッシュドキャンプシャツなどがトップウェイトを構成し、カジュアルな見た目と着用感の良さが特徴です。
ギヴンchyのランウェイでは、白いデニムや光沢のあるナイロン、エアテックスが特徴でした。モダンなスポーツウェアとして、厳格なモノクロームのテーラリング、プレッピーなスクールボーイシルエット、アスレチックな要素が取り入れられています。ショーツスーツやモノクロのペイントスプラッシュドジャージが主要なアイテムです。
画像:PFW SS15